◇ レッスン以外の業務とは?
テニスコーチの業務は、レッスンだけではありません。メインの業務はお客様にレッスンを提供することですが、それ以外にも様々な職務があります。
例えば…
〈物販〉
メーカーとの交渉や発注、そして販売を行います。
〈施設管理〉
お客様が快適に過ごせるよう、施設の点検や改善を行います。
〈レッスンテーマ作成〉
レベル別のお客様を上達させるために必要な、現代テニスに対応した技術を習得できるよう、向上心を掻き立てるテーマの設定を行います。
他にもありますが、今回取り上げるのは、私が担当をしているGODAI亀戸のSNS運用についてです。
◇ なぜGODAI亀戸はInstagramに力を入れているのか?
大きく、2つの理由で2023年5月にGODAI亀戸Instagramチームを結成し、運用に力を入れ始めました。
1.時代に適応できなくなってくるという危機感
少し前まで、Instagramは若い世代のSNSと思われていましたが、現在は幅広い世代の方が利用しています。また、他のSNSに比べて動画の発信に長けています。今は、SNSを活用して企業の認知度を高めることが求められる時代だと強く感じています。
2.新規獲得の開拓や人財確保への期待感
多くの方が動画を視聴し、「いいね!」をしてくれると拡散されるシステム(いわゆるバズり)になっているため、GODAI亀戸のInstagramをフォローしていない方=GODAI亀戸を知らない方にまでアピールできると思います。
GODAIは各支店でSNSの担当がいて、日々投稿内容を考えて投稿を行っています。そのため、支店ごとに投稿内容の特徴(色)が異なり、個性が出ています。私が所属しているGODAI亀戸のInstagramでは、テニスに関するリール投稿が多く、トップのフォロワー数を誇っています。
◇ なぜ、そこまでフォロワー数が伸びているのか?
2023年5月頃のフォロワーは1,463人でしたが、現在(2024/10/30時点)は3,606人です!1年間で約2,200人のフォロワーが増えました。
フォロワー数の増加は、Instagramの動画投稿を、企画・撮影・編集・投稿・分析・報告の各段階に分け、その上で担当者同士が連携し、効率的に運用していることに起因します。そして、編集を担当しているコーチの動画のクオリティが日々進化していることも大きな要因です。
クオリティの低い動画を投稿しても、「いいね!」や保存などのアクションが少なく、多くの方に拡散されません。リール投稿を始めた2023年の初期は、1投稿当たりフォロワーが増えるのが5人という時期もありました。
ですが、チームで研究し…
・フォロワーの年齢層
・再生数が多い動画の特徴や共通点
・トレンドの動画
などの分析を繰り返すことで、段々と動画のクオリティが上がり、1投稿した後のフォロワーが以前より増えるようになってきました。
2024年9月〜10月現在は、1週間当たり100人ペースで増加しており、年内目標の3500人を達成しました。今はフォロワー5,000人を目指して活動しています。
◇ コーチが活躍できる場所はコートだけじゃない
今の時代、テニスコーチが活躍できるフィールドは、テニスコートだけではありません。
・どうやったらバズるかを考える
・斬新なアイデアを試す
・動画の成功を願う
SNSの運用を専門業者に外注するのではなく、自分たちで試行錯誤をしながら運用することで、テニス以外のスキルを獲得し、その経験を仕事に活かせます。
そして、動画に出演しているコーチのファン増加や認知度アップにも繋がります!
SNSの可能性は無限大です!
これから、もっとフォロワーを増やして5,000人、1万人!将来はテニススクールが運営するInstagramアカウントのファロワー数1位を目指していきます…!
(記事制作者:三浦)